2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の拾いもの

*ハードボイルド百花繚乱とはならず、『ロンググッドバイ』は演出家の好みが暴走した珍品、『MOZU』は後半脚本が迷走して惜しい作品となってしまった。それでも、前者は映像美が記憶に残るし、後者はスタッフ、キャストの思い入れが熱く伝わってくる意欲作…

『信長協奏曲』終わる

まさか大河に挫折して、月9をおもしろがる日が来るとは!細かいところはどうでもフィクションとして芯が通っていれば、視聴者を引き付けられるよい見本だった。イケメンや綺麗なお姉さんがべらべら「戦はあきません」、「結婚は愛する人とするもの」とまく…

神谷の旦那が帰ってくる!! プラスほかの来年の楽しみ

http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/7000/205479.htmlいや~、数か月ぶりの滾るニュースである。どう考えても続編は作れない終わり方だったので、『神谷玄次郎』とはこれでおさらば、5話ですっぱり終わるところが粋で潔い……でも、名残惜しいと思っていた…

『オリエント急行殺人事件』キャスト出そろう

4年前の三谷作品『わが家の歴史』(フジテレビ開局50周年特別企画)は、NHKやテレ朝では絶対に作れないタイプの傑作だった。今回は、三谷幸喜と野村萬斎がタッグを組んでクリスティー作品をリメイク。心躍る企画である。三谷作品は、舞台≧ドラマ>>>映画。…

『ダークスーツ』第4話までを見て

なんだかものすごく前のめりな演出で、ときどき背中がむずむずする。BGMも過剰ぎみ。4話で、エンディングテーマが流れ始めてからの、謎の女性が松木をひっぱたいて抱きしめられるスローモーションは、まったくいただけない。ああいうのを韓流趣味というのだ…