『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』

ふた昔前なら主演を張るタイプではない多部未華子高橋一生が出ると聞いて視聴。
スタージュエリーの、フジテレビによる、スタージュエリーのためのドラマであった。
アクセサリー(&それをつけた女優)をちゃんと撮ることに注意が払われているため、画面が明るく綺麗である。
クリスマス前に気軽に楽しく見られるストーリーだった。
社長が最初に落とそうとする役を、多部ちゃんとタイプが違う大政絢にしたのは納得のキャスティング
だったら"王子様"は社長役と峻別するためもっと濃いイケメンにすればいいのに、なんであの人選なのだろう。なんか名前の読み方もよくわからんし、シ・ソンジュンではあるまいな。

十年たっても馬鹿な白野の男子同窓生にあきれた。女友達二人の"ドン引き顔"がリアルで笑えた。
高橋一生の「バカなの?」に『民王』を思い出した。もはや彼の「バカなの?」は持ちネタというか持ち台詞の域に入っている。

多部&高橋で文芸ドラマが見てみたい。