『鳴門秘帖』第7回『絶体絶命の船出』

春田純一がしっかり腰の入った太刀捌きを見せてくれた。さすがはJAC仕込みである。あっという間に終わってしまったが、これまでの7話で一番見ごたえのあるチャンバラだった。

前回の予告では「隠れ場所がばれてしまうのか?!」とハラハラさせられたが、お米陣営が一枚上手であった。
お米は無惨な最期を遂げる。愛する人の役に立って死ねたのだから本望か……でも、見るからに痛そうでああいう殺され方はしたくないものである。宅助に同情が湧かないのは依怙贔屓というものか。

手に手を取って海中に飛び込む弦之丞とお綱。重い刀を持っても沈まないの!? なんて突っ込みは禁物か。