『CRISIS:公安機動捜査隊特捜班』episode.6

海外のドラマなら即射殺となるところ、日本特有の理由でそれができない。という現実をふまえて毎回工夫を凝らしたアクションシーンを見せてくれるドラマだが、今回も堪能した。それにしてもホームセンター店員の後片付け大変そうだな……。
教団の面々がふた昔位前の秀才の面構え+眼鏡で、独特の迫力がある。

山口馬木也はすぐれた時代劇俳優だ。骨太の個性がいまどきの連ドラに合わないので、現代劇ならNHKくらいしか使いでがないか――『ボーダーライン』の好演は忘れがたい――と思っていたが、今回はよい役をもらっていた。
『CRISIS』の世界では、潜入捜査官は「死して屍拾うものなし」を覚悟しなくちゃあかんのか??
教団側に"転んだ"里見の辛さを重々承知のうえで、あえて厳しい言葉をかける稲見。小栗旬はこういう芝居にも説得力を持たせられる人だ。

わりと野間口が暇そうだった。来週は活躍してくれるかな?