『誘拐ミステリー超傑作 法月綸太郎 一の悲劇』

フジだし時間の無駄かもしれないと思いながらいちおう録画。
まじめに演出せざるを得ない児童誘拐と、笑いを取るための、かっぷくの良いミステリマニア(?)な家政婦さんの各種口真似やモロ師岡の娘がだんだん父親と同じ顔になってきちゃったネタを、2時間ドラマで両立させるのが苦しかった印象だ。平板な演出を補うためにのべつBGMが流れていた。たぶん、文章のみの世界なら楽しめるのだろうな。ということで、未読でも原作にマイナスのイメージを持つことはなかった。
主人公が犯人の自殺を止められない結末は、最近のドラマ作りにしては英断の部類?