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『フラジャイル』

ひどくつまらないわけではないのだが、"長瀬ドラマに外れなし"の文言が当てはまるほどおもしろくもないので、2話で脱落。

第1話は30分につき1事件(?)解決するスピード感重視、第2話ではじっくり1時間かけて一つの症例を解明。
しゃべってる役者にもテレビの前の(医療関係者以外の)視聴者にもわけがわからない専門用語を羅列し、医療ドラマを作っているように見せて、要するに水戸黄門的な時代劇のバリエーションという印象だ。
岸の「それでも医者か」と「患者殺す気か」は1時間に1回出すくらいなら効果的な決め台詞になるのに、あんなに連呼されると食傷気味。脚色担当は橋部敦子……極私的にはとてつもなくつまらない映画の脚本を書いた人で、相性の悪さを再確認した。

長瀬智也の個性が殺されてはいない。が、もう少し格調のあるお仕事ドラマで拝めたらもっと嬉しい。
武井咲は大河で常盤御前を演じた時はなかなかよかったのに、その後伸び悩んでいる? きちんと演技の勉強ができる環境を作ってあげてほしいものだ。この女性新米医師の設定自体あまり魅力的ではないが、松岡茉優あたりだったらもう少し魅せられたかもしれない。
優秀な臨床検査技師役の野村周平は、一番過不足のないよい演技を見せている。
第2話ゲストの宮地雅子はさすがにお上手。