6月以降の現代ドラマ

今年はもう『64(ロクヨン)』超えはないと思われるが、少々興味をそそられるのは……

『民王』(テレ朝)
エンケン、もしかして『湯けむりスナイパー』以来の主演か? ゴールデンなんかより深夜枠のほうが質的にマシに決まっている。彼が総理大臣とは若干荷が重い気もするが、おバカな息子と入れ替わるという愉快そうなお話だ。これでまた池井戸潤の懐が潤ってしまうのか。

 

企画やスタッフでなく、「この人が主演ならおもしろいドラマ」と思わせる唯一の人物が長瀬智也だが、今年は登板なしかと思っていたら、クドカン監督・脚本の映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』にW主演とか。「死ぬのが怖くなくなる映画」だそうで、完成が楽しみだ。(映画館で見る気になるかどうかは別問題)