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『MOZU Season 2~幻の翼~』Episode 3~4

倉木がテロリストをペットボトルで水責めにするやり方は、理にかなってはいるのだが、絵づらでカタルシスを出すには、髪ひっつかんで顔を池に突っ込むやり方のほうがいいのではないか……学校の感想文で書いたら、一発で不合格がつくな、あるいは職員室に呼び出しか。3話でほかにこれといった感想がない。

4話はすこし躍動感があった。
大杉家の小生意気なお嬢ちゃんのおしゃべりが、朝日NHK的プロパガンダで興ざめ。最近のWOWOWはこういうのが増えてきたのも、質の低下の一因だ。

和彦が倉木にあれこれ説明ながら瞬間移動しまくっていた。説明台詞で画面が停滞するのを防ぐためだろうが、他にやり方はなかったのか。雨あられと降ってくる白い羽根は、和彦がセットしておいたの? じつは東が陰でうちわでパタパタあおいで降らせてたりしたら笑える。

大杉が従業員に扮し、倉木と明星が招待客に化けてロシア大使館パーティーに潜入。西島さんはこういう格好をすると育ちの良さが出るというか、よくお似合いだが、成人男子が正装したときは、前髪は上げてほしい。真木さんはもっと露出があるドレスでもよかったのに(ゲス)
パンツ一丁で縛られたスモロフがいかにも間抜けで笑える。

どうやらSeason 2のラスボスは明星の父だったようだ。長年、『鬼平犯科帳』の酒井のような温厚誠実にして頭脳明晰みたいな役が多かった篠田三郎を、悪役にしたキャスティング・センスがかっこいい。数年前、映画『接吻』で「私は冷酷な男です」と言ったときも、この人がこういう役をやると新鮮味があると思ったが。

ダルマは微妙に間延びした顔だけど、あれは四代目イワン・タイラーこと明星父なのか? なぜ、会ったこともない人まで夢に見るのか、噴飯ものでない理由を説明してもらえるだろうか? グラークαの全容を解明しないまま、エンディングが東の「続きは映画館でな、チャ~オ!」にならないだろうな……。