『私の嫌いな探偵』第三話

*今回のベストシーン
朱美のアッパーカットくらって昏倒してる鵜飼を眺めていた砂川たちが
「死後、二時間半たってます」と言われ
「あ、こっちか」とほんとに死んでる人間のほうに振り向くくだり。


受験シーズンのまっさいちゅうに、いかがわしい神社にすがる「一か八かの受験生」と言わせるところが意地悪くてよい。

「いつ脱ぐの、今でしょ!」を予告で見て以来、どうせ1秒足すくらいだろうけど、でもでも楽しみ……にしていたら、みごとに声が消されただけだった。「何をしておる」再来まで幾多の難関を突破せねばならぬのか(バカ)。『厩火事』とかいう落語をネタにしたウルトラショート・コントだったが、玉木氏の鬘の出来はNHKの正月時代劇よりよかったぞ。芝居と呼べる長さの芝居は見られなかったが、カマトトっぽい演技より、ああいうゲスな人物やってる時の方が無理がなくて納得できる。

予告で気持ち悪かった白目はカットでよかった。34歳にもなって白目はもうけっこう。

事務所の犬の置物にかかった札。今回は、女の名前もなく、裏返しだった。来週から「メリー」→「エカテリーナ」とかなっていったらおかしいな。あれはその時につきあっている女の名前? 相手がいない時は裏返しとか? なんの意味もないほうが、このドラマらしくていいが。

剛力さんが最初にはいていた濃い色のレギンス(?)があまりいくなかった。
ドラマやドキュメンタリーで急な石段が映るとまず思うことは……カメラマンさん、ご苦労様!
何度もメタ・ドラマに再利用される『犬神家の一族』は偉大だとつくづく思う。