まずは『八重の桜』の幻の回など

本日から益体もないことをつぶやいてまいる所存でございます。だったらツイッターやれよって言われそうですが、あれを始めたら炎上を招き、廃人と化し、業務および私生活に支障をきたすのが目に見えております。トピックは、ドラマと映画の感想になるでしょう。どんな作品のレビューは必ず書くとか、いつブログを閉鎖するとか決めずにだらだらやっていこうと思います。

で、しょっぱなから戯言を……。『私たちの子ども』の土下座シーンで私を含む大河ファンを激怒させた『八重の桜』だが、もしかしたら京都編で一回、放送し忘れた回があるのかもしれない。タイトルは『じぇじぇじぇ、おら、戦嫌いに大転向~!』。京の都をスキップしていた八重ちゃんが、道端ですっころんで大きな石に頭をゴツン。衝撃で記憶を一部喪失、人格も変わってしまったのだ……ということなら、鶴ヶ城で戦った時の意地とか誇りとか、お殿様をお守りしたい気持ちとか、すべて忘れてしまったかのような奇妙なふるまいにも説明がつくというものだ。
まじめな話をするなら、プロデューサーが「『天地人』みたく、今度の大河もラブ&ピースで行くかんね!」と言うのに対し、脚本家が「せめて鶴ヶ城落城までは私の好きなように勇気と献身を描かせてください」とがんばったから、七月までは佳作といえる出来だったのだと想像する。ガイドブックを読んだ人々の話を聞くに、最終二回はさらに無残なことになりそうだが……完走をめざす。