特別企画

大森寿美男フルスロットル!

時代劇専門チャンネルで『鬼平犯科帳』、『仕掛人・藤枝梅安』の新作発表があった。 『梅安』の過去作は一回くらい見てそれきり。新作にも興味はなかった。 『鬼平』は中村吉右衛門にとどめを刺す。時代劇関係者もあらたな『鬼平』は作りづらかろうと思って…

『星影のワルツ』

大津波にのまれ、海を漂流していた男性が43時間後に救助された実話のドラマ化。 ささやかな日常がいかに幸せだったか噛みしめる場面も忘れがたいが、乾いた布団が流れてきたというエピソードにびっくり(じっさいには自分で乾かしてから使ったとか)。それで…

『アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂』

テレ東開局55周年特別企画。 麻生和子の原作『父 吉田茂』は未読。 吉田茂が主人公の映像作品としては、映画『小説吉田学校』(監督:森谷司郎)を超えるものがなかなか現れない。が、『アメリカ』は日本とアメリカの裏と表の交渉が描かれていて、わりとおも…

大河ドラマ「いだてん」トークツアー ファイナル in 熊本

[12月11日追記] 12月13日(金)18:10~ NHK熊本『クマロク!』 宮藤官九郎&中村勘九郎に訊く「いだてん」最終回 (おそらくトークショーの直後撮影されたもの) [追記終わり] 会場:熊本城ホール シビックホール日時:11月30日(土)1時半~2時半トークゲスト…

コメディ・ドラマ

『おしい刑事』おもしろそうな企画だなあと思っていたのだが……演出のテンポがコンマ数秒、自分の生理と合わなかったらしく第一話でリタイア。 『大富豪同心』豪商が財力に物を言わせて孫の卯之吉を奉行所に就職させる。お孫ちゃんは、賊を前にすると恐怖のあ…

小河ドラマ『龍馬がくる』(時代劇専門チャンネル&カンテレ)

おおいに笑えて脱力する"非"本格派時代劇。30分(実質20分前後)×4話構成。"人生最後"の龍馬を演じる武田鉄矢本人の前に、本物の龍馬(三宅弘城)がタイムスリップしてくる。本物は、偉人伝に描かれた人物像とはまるで違う情けないところが多いけれど、ノリ…

『60分特番 岡田准一×監督:木村大作が語る"美しい時代劇"ができるまで』(時代劇専門チャンネル)

楽屋話はスタッフに限ると思ってきたが、今回の監督&主演の対談はテクニカルな話題も多く、おもしろかった。 監督のワンシーン、ワンカットの希望を叶えるために、岡田が立ち回りを考え直したあたり、すごいな。デューク真田もいい加減一度、帰国したらどう…

生放送『裁判劇テロ』あなたの裁判は?!

6月17日放送分ネタバレあり ハイジャックされた旅客機を独断で撃墜し、164人を殺して7万人を救った空軍少佐。果たして彼は英雄か? 犯罪者か? 電話による視聴者投票の判決は!? 十か国で同じ設定の舞台劇を上演し、観客の投票を募ったところ、九か国は圧倒的…

大河ドラマ『真田丸』プレミアムトークショー(雑な備忘録)

日時:2016年6月5日 午後2:30~3:45会場:ホテル日航熊本、中宴会場『天草』出席者:500名前後(県外からの来訪者が1割前後)講師:新井浩文 と銘打っていたが、新井浩文を中心に(屋敷陽太郎Pと田中正Dにも)女性アナウンサーが大河の話を訊く、という体。…

ドラマ、ゆく年くる年

今年は『64(ロクヨン)』、『洞窟おじさん』、『経世済民の男』シリーズ、『天皇の料理番』、『大杉探偵事務所~砕かれた過去編』がほぼ横並びのベスト5。次点で『一番電車が走った』。『料理番』は最近の大河に欠けた部分を描いているところが好きだった…

今年のBS

BS1とBSプレミアムの番組については、24日の記事でふれたので、それ以外について。 BSフジ『お伊勢さん』三重テレビ、渾身の伊勢神宮式年遷宮特別企画 。出雲大社だけでなく、近隣地区の自然、歴史、風俗、雅楽部養成のようすなど、幅広く網羅した情報番組。…